top of page
執筆者の写真HPP HOPE管理者

新谷 誠康 先生

東京歯科大学 水道橋病院 小児歯科


新谷 誠康 先生 をHPP HOPEでご紹介させて頂きます。



先生からのメッセージをこちらでも紹介させて頂きます。







東京歯科大学 水道橋病院 小児歯科
 
東京歯科大学 水道橋病院 小児歯科の新谷です。
​
「低ホスファターゼの会」が発足した当時は東京歯科大学 千葉病院(現 千葉歯科医療センター)に勤務していましたが、2013年の大学機能の東京水道橋移転に伴い、現在は水道橋病院で勤務しています。
 
「低ホスファターゼの会」も「低ホスファターゼ症コミュニティ」に改名されましたが、これからも患者様の歯科診療に微力ながら尽力していく所存です。
​
2015年に医科的な治療に酵素補充療法が導入されてからは小児歯科領域でも低ホスファターゼ症は注目されるようになり、歯科医師あるいは歯科衛生士の購読する歯科専門雑誌に、低ホスファターゼ症を解説する原稿をたくさん書く機会をいただきました。
 
この病気を歯科医療関係者に啓蒙するということに関しては、少しはお役に立てたのかなと自負している次第です。
​
低ホスファターゼ症の患者様のなかには、成人の歯周病のような症状を呈し、主に乳歯が早いうちから抜けてしまう方がいらっしゃいます。
この原因は歯の歯根の構造的な欠陥にあるため、現在のところ、真に問題を解決する方法がありません。
歯が抜けるのを防ごうと衛生指導を行ったり、子ども用の入れ歯を作ったりはしますが、根本的な治療法がないことは小児歯科医としても悔しいかぎりです。
 
ただ、「低ホスファターゼの会」が発足した当時にはなかった酵素補充療法が登場したように、私どもの講座はもちろん、世界中の多くの機関で現在も研究が進められています。これに伴い、歯科的な問題も解決されることを信じております。
​
 これからも、ご家族と協力して、できる限り歯を守り、口腔の機能を保つためのお手伝いをさせていただければと考えております。どうぞよろしくお願い致します。



閲覧数:131回0件のコメント

最新記事

すべて表示

Comments


bottom of page