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成人型
体験談
成人型の患者さんのお話
治療法も情報もない子ども時代
病気が分かったのは、生えてきた乳歯がどんどん抜けてしまっていたためで、病院で検査したところALPの値が極端に低く、この病気だろうと言われたそうです。
もちろん30年前のことですから、HPPの情報、治療法なんて全くありません。
今思い返せば、小児型で軽症の部類だったこともあり、特に治療はせずにここまで来れたのだと思います。
その後も経過観察し、骨折しないように気をつけながらの生活でした。
見えない病気の理解されない辛さ
中でも乳歯には苦労しました。たくさん抜けてしまったので、入れ歯をしながら永久歯を生え揃うのを待ちました。
大人になった今でも、小さい頃の入れ歯は大変だったな・・という気持ちと、あれだけ使い続け、苦労を共にした入れ歯が慣れっこで、大人の入れ歯を使うことに抵抗は全くないのが可笑しな所です。
目には見えない、人からは一見普通に見える身体なので、いつも理解してもらえない辛さがありました。
病気を抱えての出産・子育て
30歳になり、ようやくこの病気を確定診断していただき、近々ストレンジック®の薬を使う機会を得られそうです。
骨密度が骨粗鬆症レベルで、先日計ったALPが15でしたので、治療しない限り増えることはないのだと思います。
今までの身体の痛みが少しでも緩和され、子育てをもっともっとできるようになりたいと思っています。
成人患者の治療への期待
お子様たちの注射の辛さやいろいろな痛みに比べたらなんのその!!ですが・・
世の中には、私のように成長した成人で、診断してもらえていない方がきっといるのだと思います。
私がこれからストレンジック®を使い、成人患者の日々の生活向上に役立つことを願います。
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