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病気について
低ホスファターゼ症(低フォスファターゼ症)は、骨の石灰化などに関係する組織非特異的アルカリフォスファターゼ(TNSALP)という酵素(通常ALPと呼ばれています)が、生まれつき体内で作られなかったり、少なかったりするために、骨代謝に異常が出る遺伝性の疾患です。
症状や重症度は発症時期や患者さんによってかなり幅がありますが、主に以下の症状があります。
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骨の石灰化不良、骨の変形、頭蓋骨縫合早期癒合
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けいれん、呼吸障害(人口呼吸器が必要な場合もあります)
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高カルシウム血症、尿症
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骨折しやすく、疲れやすい、骨や筋肉の痛み
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乳歯が早期(4歳以前)に抜ける。永久歯も早期に抜けることもある。
以前と比べると今は、病気についての詳しい情報がインターネット上に非常にたくさんありますので、ここでは有用で信用できる正確な情報のサイトを紹介します。
HPP診療ガイドライン
小児内分泌学会のホームページで、大阪母子医療センターの道上先生が主導されて作成されたHPPの 診断ガイドライン(クリックでダウンロード) が公開されましたのです。
HPPに関する疑問や質問にも丁寧に解説されています。
マンガで説明するパンフレット
子供向けに、HPPをやさしく説明しているパンフレットです。患者本人や、幼稚園の先生、子供たちに子どもの病気を知ってもらえるように、会員のJimさんの友人Karen Dishawさんに作ってもらいました。フランス語バージョン
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