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大須賀 直人 先生


松本歯科大学 大須賀 直人 先生 をご紹介させて頂きます。




松本歯科大学の大須賀です。
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低ホスファターゼ症(HPP)は先天性骨疾患であり、TNSALPの欠損により引き起こる疾患です。

血清アルカリホスファターゼ(ALP)値が低値であり、局所のリン濃度の低下することから、くる病様変化もみられます。


骨変形、四肢短縮、けいれん、高カルシウム血症、体重増加不良、頭蓋縫合の早期癒合、病的骨折等もみられるのが特徴です。
 
また、本疾患では乳歯の早期脱落の発生率が高いとされ、乳歯の早期脱落は栄養摂取や生活面で問題になります。
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私もこれまで数例の症例に携わってまいりましたが、乳歯の早期脱落部に小児義義歯を装着し審美的回復のみならず発音機能ならびに咀嚼嚥下機能の回復を行い、歯列咬合の管理を行って参りました。
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低ホスファターゼ症のお子さんの支援を行いたいと思います。 歯や口のことや治療のことで疑問があれば遠慮なくご相談ください。


大須賀先生、メッセージありがとうございます。


私の息子も、1歳から乳歯が脱落し、幼稚園では義歯をしておりました。

時に義歯をとって、友達に見せてみたりしていたようですが、

親としては周りの友達からからかわれたり、いじめられたりしないのだろうかとか、当時は心配をしておりました。


また義歯を使うと、顔の雰囲気もずいぶん変わってしまうことも気になっていました。


現在、17歳で、薬のおかげもあって、大きく成長したのですが、永久歯、数本を失っています。

彼がこの十数年間、どんな気持ちで過ごしてきたのか、歯に関して、どんな出来事があったのか、

親としても十分承知はしていないのですが、現在はそれらを乗り越えて、明るく育ってくれています。


これまでも、またこれからも歯科の先生には長くお世話になると思うのですが、

HPPを理解して頂いている先生が各地にいらっしゃることが、私たちの大きな支えにもなっています。



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