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小方 清和 先生


東京都立小児総合医療センター 小方 清和 先生 をご紹介させて頂きます。




東京都立小児総合医療センター 小児歯科の小方清和です。
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当センターは東京都における小児医療の中心となる小児専門病院で、39の診療科が連携し、「こころ」と「からだ」の様々な病気の治療にあたっています。
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私はこの小児病院の中で、病気を持った子どもたちの歯科医療に携わっています。
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私の病院で低ホスファターゼ症のお子様が受診される場合には2つのルートがあります。
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ひとつは内分泌代謝科などの医科の先生から口腔内管理の依頼を受ける場合で、生まれた時から骨に病変があるような重い病型であることが多いと思います。
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もう一つのルートは、乳歯が1~2歳くらいの早くに抜けてしまい、歯科を受診される場合で、歯が早くに抜けてしまうこと以外は異常がないことが多いと思います。
 
どちらのルートでも歯科と医科が連携し、しっかりと診査・診断を行っています。
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歯限局型といわれる比較的症状の少ない病型であっても、将来的に骨に病変が現れることも考えられるため、成人になるまで歯科と医科の受診を継続していただくことが大切だと思っています。
 
全国の低ホスファターゼ症の診療にあたっている先生方とコミュニケーションを取りながら、低ホスファターゼ症の子どもたちが健康で楽しい生活が送れるよう、サポートができたらと思っております。
 
よろしくお願い致します。
 


小方先生、メッセージありがとうございます。


診療科間の連携は、多様な症状を発症するHPPでは、どうしても複数の診療科の受診が必要で、重複の検査を防ぎ、情報が共有、連携されていることは非常に重要だと思います。


私たちの場合は、診て頂いている先生が、大阪大学の大薗先生、仲野先生、大川先生ですが、愛知からは少し遠く、年に2回の受診も一大イベントで、本当にくたくたになって帰って来ます。


なので、日常の診療は、病院間で連携をとって頂いて、薬の受領や歯の治療をして頂いています。


診療科間、病院、先生間の連携も非常に重要だと思っています



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