齊藤 一誠 先生 をご紹介させて頂きます。
新潟大学小児歯科学分野の齊藤です。
低ホスファターゼ症のお子様から成人の患者様まで幅広く対応させていただいております。
低ホスファターゼ症は、お子様の乳歯が早期に脱落することが大きな特徴ですが、それ以外にもお口に様々な悪影響を及ぼしています。
例えば、唇を閉じる機能が不十分だったり、発音が不明瞭だったり、咬む力や舌の力が弱いことから嚥下機能にも悪影響がでるなどお口の機能に様々な問題が認められます。
さらにこれらの問題が長期化・固定化することでお口の変な癖が習慣化し、咬み合わせや歯列の不正が顕著になってしまいます。
そのため、低ホスファターゼ症のお子様は、専門的な知識をフル活用しながら、お口の管理を行っていく必要があります。
虫歯や歯周病の予防はもちろん、知覚過敏を伴う重度の形成不全歯の治療や、乳歯や永久歯の咬み合わせの管理、入れ歯を通じての咬み合わせや歯列の誘導、食べ方の管理、お口の機能や習癖の管理、発音状態の把握などやるべきことを挙げれば切りがありませんが、これらのことを1つ1つ丁寧に対応させていただいております。
低ホスファターゼ症のお子様それぞれにお口の症状は異なりますが、個々のお口に合った管理を行うとともに、お子様の成長を保護者様と一緒に楽しく見守っていきたいと思います。
齊藤先生、ありがとうございます。
歯は毎日の食事をするため、大切に一生付き合っていかなくてはならないですね。でもHPPは骨だけでなく、歯にも大きな影響を与えます。また人前で話す時も歯の印象は大切です。そんなお口や歯の管理を一緒に考え、見守って頂きありがとうございます。
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